◎神 社 名 :北野天満神社(きたのてんまじんじゃ)
◎住 所:〒650-0002 神戸市中央区北野町3-12-1
◎調査月日:2018年12月12日(水)
◎由来など:
治承4年(1180)平清盛公が福原の都を造営するにあたって禁裏守護・鬼門鎮護の神として京都北野天満宮を勧請して祀った。(境内の解説版を要約)
◎祭神など:
・菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
◎周辺状況:
急斜面、異人館街、山林(第二種中高層住居専用地域)
◎境内面積:
見た目3,800㎡、4,435㎡(界誌)
◎社叢状況:
急斜面地に樹木は点在、境内背後に小梅林、背面は山林
◎社叢見所:
参道石段左右の緑、社殿前広場からの眺望
▼樹木配置図
◎神 社 名 :有馬天神社(ありまてんじんじゃ)
◎住 所:〒651-1401 神戸市北区有馬町1402
◎調査月日:2018(平成30)年11月21日(水)
◎由来など:
円融天皇天元二年(979)4月、京都北野天満宮より勧請した。元は市街の西南にあったが、温泉の鬼門除け守護神として現在地へ鎮座した。
温泉街の厄除け神社として篤い信仰を受けており、境内地には天神源泉と呼ばれる有馬温泉の源泉がある。98度の熱湯が噴出し湯けむりをあげており、観光客にも親しまれている。(神戸の神社市内310社案内より)
◎祭神など:
・菅原道真公(スガハラノミチザネコウ)
◎周辺状況:
傾斜地、温泉街(商業区域)
◎境内面積:
見た目では510㎡
◎社叢状況:
社殿背後にスギ小径木列植、右にフジ棚、左境界沿いウメ・シラカシ列植。高木はイチョウとカヤ。
◎社叢見所:
イチョウの紅葉を背景とした源泉井戸の湯煙
▼樹木配置図
▼地図(有馬天神社へのアクセス)
◎神 社 名 :若林北野神社(わかばやしきたのじんじゃ)
◎住 所:〒154-0023 東京都世田谷区若林3-34-16
◎調査月日:2017(平成29)年6月3日(土)
◎由来など:
武蔵国深大寺の住僧長弁花光坊の「私案抄」には、1401(応永8)年に、ここで連歌法楽を興行したことが見え、当時ご神体は石で、石天神と称せられていたという。
江戸時代は牛に乗った天神が御祭神で牛天神といわれ、境内に井戸があり、白蛇が棲んでいると伝えられた。
虫歯の病気に霊験あらたかで、虫歯をやんだ時は天神に祈り、神殿の格子戸にさげた房楊子を借りて治療し、治ったならば新らしい房楊子をあげる習慣があったという。(『せたがや社寺と史跡』より)
◎祭神など:
・菅原道真
◎空間位置・面積等・植生など:
天満宮なので社殿の周囲にウメが植栽されている。しかし、社叢とはいえないくらいの貧弱さだ。かって「マツ」の大径木があったようだが伐採されて樹幹が境内に放置されている。氏子組織がどうなっているのか聞き取りはできなかったが、あまり手は加えられてはいないようだ。。
▼樹木配置図
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