◎神 社 名 :稲荷諏訪合神社(いなりすわごうじんじゃ)
◎住 所:〒177-0041 東京都練馬区石神井町5-23
◎調査月日:2020年1月4日(土)
◎由来など:
由緒不詳。「新編武蔵風土記稿」下石神井村の項に、「諏訪社、禅定院持。稲荷社3。1ハ道場寺、1ハ禅定院、1ハ村民の持」とあり、このうちの諏訪神社が稲荷社3のうちの1社と合祀して、稲荷諏訪合神社と改めたという。明治維新後のことである。
社殿は、昭和54年に火災の難にあい、55年鉄筋コンクリート造に改築した。境内石造物では、燈籠と鳥居(大正11年)が古い。社殿改築記念碑(昭和32年)、玉垣工事寄付者御芳名碑(昭和39年)、社殿改築記念碑(昭和55年)、社務所新築記念碑(昭和58年)がある。境内樹木に太幹のスダジイがある。(「練馬の神社」より)
◎祭神など:
・稲倉魂命
・建御名方命
◎社叢状況:
石神井公園の南側に位置しているので境内が住宅の中で孤立しているわけではない。境内はあまり広くないので社叢は期待できないが、サクラやヒノキの植栽で囲まれている。シラカシやシイは合祀または改築の時から存在していたのかもしれない。
▼樹木配置図
▼地図(稲荷諏訪合神社へのアクセス)