高野倉八幡神社

◎神 社 名:高野倉八幡神社(たかのくらはちまんじんじゃ)
◎住  所:〒350-0304 埼玉県比企郡鳩山町高野倉454
◎調査月日:2018(平成30)年8月4日(土)

◎由来など:

 高野倉八幡神社は851(仁寿元)年の創祀と言われている。

 春祭りは2月15日、秋祭りは10月16・17日に行われていたが、近年はそれぞれの第2日曜日に行われている。

 ゴルフ場が出来る以前は姥ヶ谷に社田があり、耕作者が収穫した米の一部を奉納していた。春祭りにはその米で小さな団子を作り、供物として供えた後、氏子に配られた。今は代わりに御菓子を供物として配っている。秋祭りには17日の早朝(現在は月曜の早朝)に各戸が赤飯を供える慣わしがある。

 八幡神社は大分県の宇佐八幡宮に代表される信仰で、霊詫を宣する神としてヤハタ神とよばれ、古代には八本の旗を立て祭る神からこの名がでたと言われている。清和源氏一族が氏神として崇めたため武運の神・弓矢の神としても信仰されていて、戦時中は近隣から出征する若者が多数参拝したといわれている。

 1889(明治22)の「神社明細帳」には、祭神は誉田別尊(ほむたわけのみこと=応神天皇)とあるそうである。(埼玉県神社庁発行「埼玉の神社 大里 北葛飾 比企」及び鳩山町史編さん報告書第3集「鳩山の地名」)


◎祭神など:
誉田別尊(ほむたわけのみこと=応神天皇)


◎周辺状況:

 丘陵地の南の斜面に南向きに鎮座している。鳥居はない。付近は「高野倉ふれあい公園」として整備されているが全体的な雰囲気としては年月の永さを感じるところだ。

 斜面下側に東日本では珍しい「イチイガシ」の巨木があり、胸高直径120㎝は超えるであろうし、樹高20m余り。洞があり腐朽が進みつつあるようだが、樹勢は旺盛に見える。参道の古い丸太の階段を上がると2段の切り開きがあり社殿を安置している。

 丘陵の斜面は主としてヒノキの植林だが、参道付近にはアラカシ、シラカシ、コナラ、クヌギ、モミなどの大径木が多い。また、社殿の背景にはモミ、アラカシ、周囲にはヒノキ、スギ、サクラ、コナラなどの大径木もある。



▼樹木配置図


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▼地図(高野倉八幡神社へのアクセス)



【参考資料(リンク)wikipedia】

モミスギヒノキサクラコナラシラカシアラカシ

イチイガシクヌギ

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誉田別尊応神天皇)

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宇佐神宮(八幡宮)八幡神(ヤハタ神)清和源氏



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by shasou373 | 2018-08-04 00:02 | ■ 関東地域

「社叢見守り隊」の調査報告を掲載しております。


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